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ジラフ

Rails contributor 吉田篤が新CTOに就任

2018.07.06

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ジラフの開発統括部は6月より新体制になります。

新たなCTOとして、スマホのマーケットにリモートワークで従事していたRuby on Railsのcontributorである吉田篤を迎え、これまで開発部門を牽引してきた岡本浩治氏は退任することとなりました。

本記事では、ジラフ開発部門のこれまでと、これからを新旧CTOのインタビューを通してお伝え致します。

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吉田篤(新CTO)
関西大倉高等学校卒業後、プログラミングコミュニティのRuby関西へ参加したことをきっかけにエンジニアとしてのキャリアをスタート。株式会社インフォアライブへ二人目の社員として入社し、主にサーバー管理やwebプログラミングを行う。その後、フリーランスを経て、ソーシャルゲームが急成長していた時期にKLab株式会社でソーシャルゲームの開発、運用を行う。フリーランス時代には、自身最初のRuby on Rails での contribute を行う。2017年11月から弊社にリモートで業務委託としてプロジェクトに参加、2018年6月からCTO・最高技術責任者として登用。

岡本浩治氏
茨城工業高等専門学校中退。10代の頃よりエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、2011年にポケラボへ。数々のソーシャルゲームを世に送り出した同社のサービス運営をリードエンジニアとして支えた。2017年3月に株式会社ジラフにサーバーサイドエンジニアとして参画。同月末にCTOに就任。翌年2月にCTO辞任及びジラフを退職。

『ジラフ開発部門のこれまで』

――前CTOである岡本氏が就任した当初は、ジラフのフルタイムエンジニアは8名でした。そこから約1年で、プロダクトは計5つとなり、エンジニアは16名の組織になりました。社内でも最大派閥である開発部門をどんな思いで率いてきたのでしょうか。

岡本氏
トップダウンの組織が好きではなく、萎縮して声が上がらないチームは良くないので、若者がイキイキと仕事のしやすい環境作りを最も重要視していました。具体的には、『チームの治安を下げろ』という文化を週次の継続目標として設定していて、なんなら僕の言うことなんて聞かずに勝手にやって下さいね、とも思ってました。勿論、ジラフの若者がみんな優秀というのが前提ではあります(笑)

マネジメントをやるにあたって、部下の自己実現欲求が満たされることを最重要視していました。この自己実現欲求って、ある程度の裁量と自分の仕事を認められないと満たされない。そういう環境を作り、マイクロマネジメント(管理者である上司が部下の業務に強い監督・干渉を行うこと)は絶対にやらないぞと思っていました。キャリアの中で大きな会社に入っていたときもあって、その時の研修では『チームはリーダーの器までにしか成長しない』とも言われていました。チームのメンバー全員に裁量があった方が、絶対的に大きな仕事が出来ると考えています。管理職、管理職してはいけない説ですね。

――開発部門の拡大に加え、昨年末は会社としても4億円の資金調達を達成し、調達合計額が6億を超えました。オフィスの移転も行いましたね。タイミングとしては「これからっ!」という時期である本年2月に退職されましたが、理由は何だったのでしょうか?

岡本氏
退職した理由は、体力的にきつかったというのが一番の理由です。辞める直前、2017年12月に質問箱を買収、2018年1月にスママDASHをリリースし、新規サービスの立ち上げが続いた後、質問箱でDDOS攻撃を受けました。燃え尽きましたね。燃え尽きたいんですけど、燃え尽きると次のステージへ行きがちです(笑)

『新体制について』

新CTOとして就任する吉田は、昨年11月にTwitter経由で麻生(代表取締役社長)がコンタクトを取り、『野生のcontributorを初めて見た(岡本氏)』と即決で採用が決まり、業務委託としてスマホのマーケットに従事していました。岡本氏が退職してから4ヶ月間ほどアプローチを行った結果、『そんなオファー聞いたことがない。5人程度でエンジニアがいない組織で開発のtopやって下さいはありえますけど、ある程度の組織が出来上がっている中で、リモートの人間へtopを打診するなんてありえへんからやってみよう(吉田)』と大阪から中野坂上に引越してきました。

――ジラフで働くようになったきっかけやエンジニアとしてのキャリアについて教えてください

吉田
ジラフで働き始めたのは、ちょうど仕事を探していた時期で、Twitterで『MacBook買ったので、仕事の依頼お待ちしてます』と呟いたら、麻生さんから連絡が来たのがきっかけです。(https://twitter.com/yalab/status/929971605500915712
岡本さんとskype面談をし、面談翌日には業務を始めていました。主にスマホのマーケットを担当しました。

今でこそ、rails への contribute もできますが、最初からエンジニアとしてのキャリアをスタートしたのではなく、高校を卒業してからはずっとアルバイトを行っていました。趣味としてプログラミングをしていましたが Ruby 関西というコミュニティに参加したことがきっかけでプログラマになろうと決めました。rails への contributeを初めて行ったのは、2010年のフリーランスの時期です。
rails への contribute は実はそんなに難しいことではないのですが、心理的障壁と英語でのコミュニケーションが難しいです。
自分みたいな初心者(当時)が書いたようなコードを送っても相手にされないならまだましで、対応の時間を使わせてしまうんじゃないだろうかみたいな気持ちがありました。しかしながらバージョンが上がるたびに同じような回避方法やモンキーパッチングを行なう手間は非常に煩雑でした。他に同じことで困る人もいてるのではないかと考え、リジェクトされても泣かない気持ちでコードを送ってみたところ歓迎され、OSSは良いなと思いました。

――その境地に行きくつまでに、どんなターニングポイントがあったのでしょうか?

吉田
さっぱりわからない状態から、ある程度長い時間を費やしてプログラミングをすると、断片的だった知識があるとき急につながって、悟りを開いたような感覚を得られるんです。webアプリを書くために ruby 、Androidアプリを作るために java 、ゲームを作るために C++ といったプラットフォームも言語もまったく違う環境でそういった体験を経た後は、何か新しいパラダイムがやってきても対応できる自信がつきました。

ただ、わざと異なる環境を選んだというのはあります。今回CTOの打診を受けたのも、元々どちらかといえばフリーランスでほとんど一人たまに少数名のチームで仕事をしていましたが、複数チームを見ることになったり、住んでる場所を変えたのは今までやってないことに挑戦しようという意志があったからです。

――最後に、今後の意気込み的なの頂きたく

吉田
スピードには、こだわりたいですね。チーム全員のプログラムを書く速さ、プログラムの実行の速さ、プログラムを使った人の仕事が終る速さの全てをあげていきたいです。前述されているように、岡本さんが良いチームを作ってくれたので、同じ路線を継承しつつ、メンバーには技術の領域を拡げて、視点を高く持って欲しいと思っています。

・・・

『新旧CTO対談後、ジラフの代表取締役社長である麻生に今後の開発統括部について聞いてみました。』

――直近の人事発表では、イーストベンチャーズ金子氏の社外取締役就任や、元ポケラボ内部監査室長であった前田氏の監査役就任など、組織を固めつつありますね。会社としては、これまでと今後の開発統括部門については、どのように考えているのでしょうか。

麻生
エンジニアチームの立ち上げ期という意味では、(弊社執行役員の)佐々木さんとポケラボ時代からツーカーの仲である岡本さんに参画して貰えたことで、インフラを中心とした高い技術力に魅せられたエンジニア一同は結束力が高かったように思います。『やっていこう』という魂のこもった部署内のスローガンもその一つの要素です。
他方、吉田さんはエンジニアの中でもエンジニアらしいというか、一人で仕事を高速で完成し続ける魔人というイメージです。ジラフではCTOと開発統括部長(VP of Engineering)の職に開発統括部トップの仕事を分離していこうと思っており、CTOはどんな課題も解決し、エンジニアチームのレベルを1段も2段も上の水準まで持っていくという役割を担って貰おうと考えており、そこに吉田さんはまさに適任の人物だと確信しています。

――CTOと開発統括部長(VPoE)の二頭体制をとるとのことですが、本インタビューには、開発統括部長(VPoE)が出てきていないですね。どなたなんでしょうか?

麻生
実は、、、、絶賛募集中です。
エンジニアの働き方や文化を理解した方に、経営視点を持った組織づくり、マネジメントを行っていただき、エンジニアの価値観も反映された会社全体の組織設計を実現したいと考えています。
ご応募、お待ち致しております。

ヒカカク!運営のジラフに役員として参画するエンジニアをWANTED
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